日時:2022年10月20日(木)20:00~
形式:zoom
角山栄『茶の世界史 緑茶の文化と紅茶の社会 改版』 中公新書(2017年)を読みます。
本を読んだ人であれば、どなたでも参加できます(無料)。
zoom URLは、氏名・所属・関心を明記の上、10月18日までに
hosakanorihisa@gmail.com
5057125@rikkyo.ac.jp
までリクエストしてください。
開催時間前に、指定のメールアドレスに送ります。
研究者、大学(院)生、実践家など、異業種・異分野を背景とする人たちが集い、人類学その他の人文学の書籍や論文などを読んで意見・情報を交換し、思索を深めていくために設けられた、ボランタリーな研究共異体です(傷ついた地球研究会、In-Pro Gath[日本列島人新世調査研究共異体]改め)。共同代表者:保坂昇寿(写真家)・奥野克巳(人類学者)・張威(大学院生)・宮脇陸人(浪人生)
日時:2022年10月20日(木)20:00~
形式:zoom
zoom URLは、氏名・所属・関心を明記の上、10月18日までに
hosakanorihisa@gmail.com
5057125@rikkyo.ac.jp
までリクエストしてください。
開催時間前に、指定のメールアドレスに送ります。
日時:2022年10月7日(金)20:00~
形式:zoom
zoom URLは、氏名・所属・関心を明記の上、10月5日までに
hosakanorihisa@gmail.com
5057125@rikkyo.ac.jp
までリクエストしてください。
開催時間前に、指定のメールアドレスに送ります。
2020年初に始まったCovid-19の世界的な流行のためしばらく行くことができないでいたが、マレーシアにおける感染者数が下火になったことと、それゆえの旅行規制緩和措置を踏まえて、2022年8月に3年ぶりで、マレーシア・サラワク州の狩猟民プナンのフィールドを訪ねた。ちょうどその1年ほど前から、こちらも世界的に流行していた豚熱ウイルスの影響で、フィールドとその周辺地で、プナンに食糧として最も好まれるイノシシが死滅していた。今ではイノシシが食べられないことのほうが、彼らにとっては、おおごとのようだった。
プナンの居住地に着くと、若者たちに「おまえ、日本の映画スター、スギオノ爺さんって知ってるか?」と尋ねられた。知らなかった。高齢のポルノスター・スギオノが今、インドネシアやマレーシアの地下で大流行りなのだ。
驚いたのは、1年くらい前から、プナンの居住地に無料で電気とWi-Fiが来ていたことだった。彼らは3万円程度のスマホを買って、いつでも充電ができるので、Wi-Fiに接続して、エロ動画を見ていた。
Whatsappに登録し、頻繁にボイスメッセージのやり取りもしていた。ただ、上述した豚熱コレラやイノシシの死滅などの情報には一切アクセスしておらず、プナンはだいたい、イノシシはCovid-19にやられたと語った。
これまた驚いたことに、300人くらいの居住地に約10台の4輪駆動車があった。アブラヤシ企業がどんどんと新たな農園を開発しており、企業の計らいで、プナンは車を手に入れたのだった。アブラヤシ企業にとっては、遠方から働き手を連れてくるより、周辺地に住んでいるプナンたちを労働者として組織するのが、最も効率的だと考えたのだろうか。プナンは、車で賃労働の現場に通い、Wi-Fiに接続して、スマホでやり取りをし始めていた。
しばらくの間、アブラヤシのプランテーションの中に小屋を建てて、プナンとともに狩猟と漁撈の暮らしをした。ある月夜の晩に、小屋の中で、天空移住の神話が語られた。意味合いが今一つ分からなかった。次の夜は、ひどい雷雨だった。神話のことを考えていたら、プナンのアニミズムの完成形が語られているように思われた。3年ぶりのプナン行を含めて、『アートコレクターズ』No.163, 2022年10月号に「天空のかなたのマディン ボルネオ島のプナン、アニミズムの完成態」という題で、そのことを寄稿した。
日時:2022年9月30日(金)20:00~
形式:zoom
zoom URLは、氏名・所属・関心を明記の上、9月28日までに
までリクエストしてください。
開催時間前に、指定のメールアドレスに送ります。
日時:2025年4月14日(月)20:00~ 形式:zoom 大澤真幸/松尾豊/今井むつみ/秋田喜美『生成AI時代の言語論』左右社(2024年)を読みます。 本を読んだ人であれば、どなたでも参加できます(無料)。 氏名・所属・関心を明記の上、4月12日(土)までにzoom ...